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2011/02/02

【新刊】エクストラ・レッスンを作りました

このブログは、「鉄と馬との日々」と題していますが、今日は私が関係した本を紹介させてください。

「エクストラ・レッスン」
読み・書き・計算に困難のある子どもに役立つ動きとお絵かきのエクササイズ

著者  オードリー・E・マカラン
訳者  冠木友紀子
発行  プロジェクト・ミカエル
発売  株式会社みくに出版
ISBN978-4-8403-0427-6 C3037
定価 4725円(税込) 電子版 2100円(税込)

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本の内容は、発達に困難のある子どもたちのためのシュタイナー教育を基盤とした学習支援教育に関するものです。これだけ総合的な内容のものは、日本で初めてと思います。
こちらのサイトで、詳しく紹介していますのでご覧ください。

書籍版は、大きな書店やamazon、版元のみくに出版で販売しています。
電子版は、電子書店パピレスで販売しています。

※2月6日現在、amazonでは品切れ扱いですが、みくに出版や他のサイトでは購入できます。amazonの在庫データも修正を依頼しています。

2010/12/19

「ちえの木の実」は、いまクリスマスブックフェアです

私のいちばん親しい本屋さん、ちえの木の実では、いまクリスマスフェアをやっています。
お店のNさんのお断りして、写真を撮らせてもらいました。

大きなツリーも飾っています。

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このツリー、確かアメリカかカナダから直輸入したと聞いた記憶があります。
飾りは、お店の人の手作りがほとんどです。羊毛のおもちゃがたくさんついています。

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ディスプレイもクリスマスバージョンです。手前に羊毛が置いてありますが、手触りといい色といい、素敵です。

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渋谷駅東口から歩いてすぐのところにあります(246沿いです)。
いちどのぞいてみてください。

2010/09/05

浜口陽三・植田正治2人展から水天宮へ

写真家の植田正治といえば、鳥取砂丘で撮影した家族やオブジェのような構図の作品で知られています。恵比寿の東京都写真美術館の入口近くに代表作である「妻のいる砂丘風景」が大きく飾られているので、ご存知の方も多いかもしれません。
その植田正治の作品がまとまって展示されているということで、水天宮前のミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションに見にいってきました。

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駅を出てすぐのところにあるので、暑いときでも雨でも便利ですね。

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いつもとおり館内は撮影不可ですが、入口のカフェは可能でした。ちょっと雰囲気は伝わるでしょうか。
左側の人物写真は、この場所の名前になっている銅版画家の浜口陽三です。

私自身は、植田正治のプリントされた作品を見るのは初めてだったので、とても感銘を受けました。この人は写真家ではありますが、むしろ絵画のような感覚で作品を作っていたのではないかと思います。「形」の人ではないかと。
先日見た、ロトチェンコの構成主義の匂いも感じました。

帰りは人形町まで歩きましたが、途中の水天宮に初めて立ち寄り。
安産の神様だけあって、境内のなかが幸せというか、前向きというか、そうした華やかな運気に満ちているのを感じました。

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安産といえば、犬が登場しますが、本堂の横にいました。
みんなになでられて、頭のあたりは光っていますね。

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男ひとりでは、完全に場違いな雰囲気だったので早々と退散しましたが、すごく軽い心持ちになれたのは、出産や赤ん坊のもつパワーのせいなんでしょうね。

2010/07/24

「奈良の古寺と仏像」、「屏風の世界」を見てきました

先週の日曜日に二つの美術展を見ました。
まずは日本橋の三井記念美術館で開催中の「奈良の古寺と仏像 会津八一のうたにのせて」です。
平城遷都1300年を記念したイベントのひとつですが、東京にいながらにしてこれだけの仏像を見られるというのは稀有な機会ということで、いま評判となっています。
25日までの限定展示ですが、室生寺釈迦如来坐像は素晴らしい仏様でした。東大寺の五劫思惟阿弥陀如来坐像も、パンチパーマというか、アフロヘアーというか、奇抜な髪型が魅力的です。
館内は撮影禁止ですが、美術館エントランスはこんな雰囲気です。

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飛鳥園の写真展をやっていました。

このあと、出光美術館でやっている「屏風の世界」を見ようと、少し遠いですが歩くことにしました。
日本橋から日比谷ですからたいしたことはないのですが、ただ最近は暑いので、ちょっと大変! とりあえず日本橋で休憩。。。

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こうして見ると綺麗なアーチですね。右側のアングルが広重の東海道五十三次、日本橋になるのでしょうかね。

途中で、花嫁さんにも出会いました。

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ジューンブライドではなくジュライブライドですが、暑いなか大変だなと。でも、とにかく日差しが強かったので、ドレスの白がキラキラと輝いて、確かにとても美しかったですね。
お幸せに! と素直に思います。

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徐々に目的地に近づいたところで、こんな看板が。
銀座で昭和6年創業のキャバレーですが、残念ながら行ったことはありません。でも、こんな普通のところに求人の看板があるのは面白いですね。

さて出光美術館の「屏風の世界」は室町時代から江戸時代の屏風を集めて、変遷をたどることができます。
肩のこらない展示で、楽しめました。南蛮屏風や江戸名所図などは見ていてあきません。

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美術館からは皇居が見えます。窓越しでも暑さが感じられるような日でした。
「屏風の世界」は明日(7月25日)までですが、31日からは「日本美術のヴィーナス ―浮世絵と近代美人画―」が始まります。
こちらも行ってみようと思います。のんびりと過ごせる美術館という意味では、ここはいいところですね。

2010/07/05

山種美術館で浮世絵に入門する

昨日、山種美術館浮世絵入門に行ってきました。

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今回は有名な広重の「東海道五十三次」55点が全点展示されています。展示されている作品は、保永堂版の初摺ということで後の摺りでは省略されている部分が正確に表現されていて貴重なものということです。
実際、最初の1枚である日本橋の構図にもあとの摺りでは見られない雲が表現されていて、確かに画面がより引き締まって見えました。
ほかには、写楽や歌麿の大首絵などもあり、私のような好きなだけの初心者には楽しめる内容でした。
7月11日までの開催なので、時間が許す方は平日に訪問されるのがいいと思います。

私は、広重の「東海道五十三次」のなかでは、1枚目の日本橋が好きなのですが、あの500ミリくらいの望遠レンズで風景を切りとる発想は、何処から来たのでしょう。とても新しさを感じます。

ところで館内は撮影禁止のため写真はありませんが、通り道の食料品屋さん(?)にこころ魅かれました。

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私が小学生のころにはどこにでもあった姿のお店ですが、最近は見かけなくなりました。
店頭にはこんなものが。

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こういうのは懐かしいですね。
さらに、

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浮草でしょうか。ちょうど季節のせいか瑞々しく見えました。
浮草も最近、見ることが少なくなりましたが、「浮草稼業」の浮草というのは、ここから来ているんでしょうね。浮草だけ見ていると、そんなに悪いイメージはもてないのですけれどね。

2010/06/13

ロトチェンコとステパーノワ、ロシア構成主義を見る

東京都庭園美術館で開催されている「ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし」を見てきました。
ロシア構成主義とはなにか? を私は述べることはできませんが、20世紀初頭からロシア革命をへてスターリニズムが確立する1930年代までのロシア(ソビエト連邦)では、その後のソ連時代には想像できないような新しい芸術が生まれていました。

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会場となっている東京都庭園美術館は、旧朝香宮邸として昭和初頭に立てられた建物で、美術館そのものにも魅力がありますね。
展示は、ロトチェンコとそのパートナーであるステパーノワの絵画やポスター、写真、その他170点で構成されていて、見ごたえがありました。その後の時代に続くポップアートやグラフィックデザインの直接の祖先かもしれません。第2次世界大戦中に日本で刊行された雑誌「FRONT」などは、完全に影響されていると思います。
欲を言えば、スターリズムなど政治との関係にも触れるか、せめて年表にロシア革命やスターリンによる大粛清、大祖国戦争(第2次世界大戦)などを併記して欲しかったですね。ロシア構成主義や二人の作品は、単純に「芸術」という視点からだけで評価できない部分もあると思うので。

館内の撮影は禁止なので写真はありません。次の日曜日(6月20日)までの開催なので、ご覧になる方はお早めにどうぞ。
展示の内容のせいか、恵比寿や白金に近いというロケーションのせいか、デザイナー、アーティスト風の若い人が多かったですね。最近のメジャーな展覧会というと中高年中心のことが多いので、新鮮でした。

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ところで、東京都庭園美術館には、名前のとおり、美しく、落ち着いた雰囲気の庭園があります。館内撮影不可なので、庭園の写真を載せます。すぐ横に首都高が通っているとはとても思えないですね。

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おまけは、目黒駅から歩いている最中に見かけた車。すごいリムジンです。何人くらい乗れるんでしょうか??? 縦列駐車は、かなり難度が高そうですね。

2010/05/26

「細川家の至宝」と国宝・古今和歌集を見る

6月6日まで上野の国立博物館で特別展「細川家の至宝」が開催中です。
先週の土曜日にすこしばかりのぞいてきました。

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例によって館内は撮影不可のため写真はありません。特設webのみどころを見ていただければと思います。
「長谷川等伯展」や「皇室の名宝」のときのような劇的な混みようではなくて、そこそこ人がいるというちょうどよい環境でした。展示のなかで目をひいたのは、鎌倉から室町時代にかけて美術品でしょうか。細川ガラシャの自筆の手紙も拝見しました。流麗な筆致と解説されていましたが、確かに伸びやかの線でした。でも私には、字と字の切れ目というか、ひらがなにもかかわらず1字も判読できませんでした...
しかし、個人の家にあんな宝物が伝承されているというのは、私のような庶民には想像もできない世界ですね。

鑑賞後は、本館内を散策。
国宝室では「古今和歌集・元永本」が展示されていました。

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いいですねぇ。。。 欲しいな。
また、時代はずっと新しくなりますが、尾形光琳の「八橋蒔絵螺鈿硯箱」もありました。隣りにあった「水草蒔絵棚」もいいですが、こちらは重要文化財にもとくに指定されていないようでした。

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この箱も欲しいですね。部屋にあったらどれだけ気持ちが安らぐでしょうね。
本館1階の仏像を鑑賞。ここも時々展示替えがあるようです。今回、目についたのはこちらの「愛染明王坐像」とその「厨子」。

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厨子の内部も良く見ることができましたが、素晴らしい細工です。

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その向い側には、広目天像。残念ながら腕がないのですが、表情がとても力強く、これは出会えて幸せでした。

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というようなわけで、ついでに鑑賞したほうに収穫と感動の多い訪問でした。

2010/05/13

河竹登志夫先生と堀多恵子さん

いま、日本経済新聞の「私の履歴書」に演劇研究家の河竹登志夫先生が執筆されています。河竹先生は学生時代に授業を受けたことがあり(といっても大教室での一般教育科目だったですが)、わかりやすい語り口を憶えています。
その先生の「履歴書」なので興味を持って読んでいたところ、幼いころに坪内逍遥に頭をなでられたという記述に、びっくり! 坪内逍遥といえば、日本の近代文学、近代演劇の祖といえる人ですが、私にとってはまったくの文学史上の名前です。その人に頭をなでられた方が、私の目の前に立っていたとは。。。 
時代はつながっているというか、坪内逍遥が思いのほか身近というか、「明治は遠くなりにけり」という言葉がはやったのは昭和40年代だと思いますが、意外に明治も近い、と思ってしまいました。

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それと同じような感慨が、堀多恵子さんの死去の報。堀多恵子さんは作家・堀辰雄の妻です。堀辰雄というと、私が河竹先生の授業を受けていたころにずいぶんと読みました。昭和28年に49歳で亡くなっているので、坪内逍遥とは違いますが、私にとっては、やはり文学史上の作家です。
堀多恵子さんの存在は「妻への手紙」(堀多恵子編)で知りましたが、二人の関係のすがすがしいというか清冽な印象を憶えています。その堀多恵子さんが先月亡くなったのですが、報道を見たときに、失礼ながら「ご存命だったんだ」と驚きました。
中野重治や神西清と同世代で立原道造や福永武彦の先生のような存在、室生犀星や芥川龍之介とも直接交流のあった人の妻ですからね、ちっとも現実感がありませんでした。その方が、ついこないだまで信濃追分で生活していらしたんですね。

文学の世界のつながりというか、過去と現代を感じてしまう、ふたつのエピソードでした。

2010/03/30

神奈川県立歴史博物館を、ちょっと見学。特別展 彩色立面図に見る日本の近代建築

仕事の関係で時々、横浜の関内、馬車道方面に行くことがあって、いつもこの建物のなかに入ってみたいものだと思っていたのですが、先日、やっと機会がめぐってきました。

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神奈川県立歴史博物館です。旧横浜正金銀行本店、国の重要文化財に指定されています。
素晴らしい外観ですね。こちら側は馬車道に面していますが、入るまえにぐるっと一回り。

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反対側に回ると、正面にはロシアの古い大砲が展示されています。そして行くまで知らなかったのですが、彩色立面図に見る日本の近代建築 -銀行・オフィスビルから邸宅まで-という特別展を開催中でした。

というわけで、最初に戻って入館。入るとすぐに天井のステンドグラスが目に入ります。創建時のものではないようですが、荘重でいかにも明治の建物という風情です。

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館内は撮影禁止なので写真はありませんが、特別展の彩色立面図はなかなか見応えがありました。横浜市民でない私にとっては、市内の歴史的建造物が一望できて良かったですね。
一緒に常設展もさっと見ましたが、ずいぶん立派で、とくに鎌倉幕府関係はさすがに充実しているような。。。 模型での展示が多くて、それも面白かったです。今度は、もっとゆっくり見たいなと思いました。

ところで博物館の周りを歩いているときに見つけた、となりの建物の非常階段がなかなか面白いものでした。

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時おり見かけるタイプですが、なんでもないときにも降りてみたくなりますね。
この界隈は、建物を見るだけでも楽しい時間が過ごせます。

なお神奈川県立歴史博物館の特別展はいま展示替え中で、後期の銀行建築編が4月3日(土)から5月9日(日)まで開催されます。

2010/03/17

長谷川等伯特別展を鑑賞

東京の国立博物館で没後400年特別展長谷川等伯を開催中です。水墨画の傑作「松林図屏風」(国宝)がもっとも有名ですが、今回はたくさんの作品が展示されています。
東京での開催は22日までですが、先週、見てきました。

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平成館が会場ですが、さすがに金曜日の夜だったので列はできていませんでした。
例によって、会場内は撮影禁止なので写真はありません。
今回の展示は、初期の仏画から障壁画、水墨画まで生涯の主要な作品が見られるのが魅力です。
とくに感銘を受けた作品は、「松林図屏風」はもちろんですが、個人蔵の「月夜松林図屏風」も良かったです。あと、たて10メートル、横6メートルという大きな「仏涅槃図」も間近に見られて感動しました。
帰りは本館内を通りましたが、途中で特集陳列のおひなさまと人形をさっと見ました。こちらは写真があります。

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人形そのものもいいですが、道具類の細工がいいですねぇ。
ひな人形にはこれまでまったく縁がないのですが、見ているだけでも楽しくなります。

20時すぎに本館から外に出ると、ライトアップが綺麗でした。

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ちなみに、この日は皇后美智子様が等伯展をご覧になるために閉館間際の時間にいらっしゃいました。皇族の方が展覧会などを鑑賞されたというニュースを見ることがありますが、こんな夜遅くにいらしたりするのですね。

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間近でお会いしたのは初めてでしたが、拍手がわきおこると手をふられたりして、気さくな方なのだなと感じ入りました。

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