折り返し整列乗車の不思議 京王と東急
東京の各私鉄ターミナルは、阪急の梅田駅ほどではなくても、そこそこ立派です。それで、その乗降のやり方で前から不思議に思っていることがあります。京王線の新宿駅と、東急線の渋谷駅との違いです。
どちらの駅も車両の両側にホームがあって、乗車ホームと降車ホームが決められています。
(一部、片側しかない番線もありますが)
京王の新宿駅は電車が到着すると、降車ホーム、乗車ホームの順に扉を開き、降りる客は両側から降りていきます。乗車ホームも開くので、同時に乗車してくるお客さんもいます。
一方、東急の渋谷駅では電車が到着すると降車ホームのドアが開き、すべての乗客を降ろしたあとで、乗車ホーム側のドアを開きます。
どちらの駅もよく利用するので、この違いにいつも社風が違うのかなと思っています。京王は両側のドアが同時に空いている時間があるので通り抜けるお客さんも多いようでこんな張り紙もありました。
実際は社風の違いではなくて、京王新宿駅は3面3線、東急渋谷駅は4面4線で、東急のほうが折り返し時間に余裕があるためなのだと思います。
京王線のほうは、早めに降ろしてすぐに折り返そうという作戦なのでしょう。そうは言っても、両駅を続けて利用すると不思議な気持ちにはなりますね。
これだけでは、オチのない話なので両駅の車止めを紹介します。
左が京王新宿駅、右が東急渋谷駅です。
これも社風の違い、というわけではないでしょうね。(とくにオチはありませんでした。)
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コメント
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京王線は2番線と3番線の降車ホームがルミネ口と新線新宿への連絡口がないので、ドアを開けて対処しています。特急・準特急が主に発車する3番線は乗車ホームではありません(乗降両方OKです)。
車止めは京王は何年か前に井の頭線の吉祥寺駅で車止めにぶつかった事故があったためだと思います。
投稿: KR | 2011/03/26 13:59
KRさん、こんにちは。
>京王線は2番線と3番線の降車ホームがルミネ口と新線新宿への連絡口がない
いや、そうでした。いつも使っている駅なのに忘れていました。それに新線新宿駅につながっているのも3番線だけですね。
社風の違いではなくて、お客さんのためなんですね!
ただ、東急のほうは横浜方面から乗って渋谷駅の4番線に到着すると、降車ホームが狭いのでちょっといやだなと思いますね。
もっとも副都心線との乗り入れが始まれば、その問題も解決してしまいますが。
投稿: 鉄と馬 | 2011/03/26 19:26