浜口陽三・植田正治2人展から水天宮へ
写真家の植田正治といえば、鳥取砂丘で撮影した家族やオブジェのような構図の作品で知られています。恵比寿の東京都写真美術館の入口近くに代表作である「妻のいる砂丘風景」が大きく飾られているので、ご存知の方も多いかもしれません。
その植田正治の作品がまとまって展示されているということで、水天宮前のミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションに見にいってきました。
駅を出てすぐのところにあるので、暑いときでも雨でも便利ですね。
いつもとおり館内は撮影不可ですが、入口のカフェは可能でした。ちょっと雰囲気は伝わるでしょうか。
左側の人物写真は、この場所の名前になっている銅版画家の浜口陽三です。
私自身は、植田正治のプリントされた作品を見るのは初めてだったので、とても感銘を受けました。この人は写真家ではありますが、むしろ絵画のような感覚で作品を作っていたのではないかと思います。「形」の人ではないかと。
先日見た、ロトチェンコの構成主義の匂いも感じました。
帰りは人形町まで歩きましたが、途中の水天宮に初めて立ち寄り。
安産の神様だけあって、境内のなかが幸せというか、前向きというか、そうした華やかな運気に満ちているのを感じました。
安産といえば、犬が登場しますが、本堂の横にいました。
みんなになでられて、頭のあたりは光っていますね。
男ひとりでは、完全に場違いな雰囲気だったので早々と退散しましたが、すごく軽い心持ちになれたのは、出産や赤ん坊のもつパワーのせいなんでしょうね。
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