「細川家の至宝」と国宝・古今和歌集を見る
6月6日まで上野の国立博物館で特別展「細川家の至宝」が開催中です。
先週の土曜日にすこしばかりのぞいてきました。
例によって館内は撮影不可のため写真はありません。特設webのみどころを見ていただければと思います。
「長谷川等伯展」や「皇室の名宝」のときのような劇的な混みようではなくて、そこそこ人がいるというちょうどよい環境でした。展示のなかで目をひいたのは、鎌倉から室町時代にかけて美術品でしょうか。細川ガラシャの自筆の手紙も拝見しました。流麗な筆致と解説されていましたが、確かに伸びやかの線でした。でも私には、字と字の切れ目というか、ひらがなにもかかわらず1字も判読できませんでした...
しかし、個人の家にあんな宝物が伝承されているというのは、私のような庶民には想像もできない世界ですね。
鑑賞後は、本館内を散策。
国宝室では「古今和歌集・元永本」が展示されていました。
いいですねぇ。。。 欲しいな。
また、時代はずっと新しくなりますが、尾形光琳の「八橋蒔絵螺鈿硯箱」もありました。隣りにあった「水草蒔絵棚」もいいですが、こちらは重要文化財にもとくに指定されていないようでした。
この箱も欲しいですね。部屋にあったらどれだけ気持ちが安らぐでしょうね。
本館1階の仏像を鑑賞。ここも時々展示替えがあるようです。今回、目についたのはこちらの「愛染明王坐像」とその「厨子」。
厨子の内部も良く見ることができましたが、素晴らしい細工です。
その向い側には、広目天像。残念ながら腕がないのですが、表情がとても力強く、これは出会えて幸せでした。
というようなわけで、ついでに鑑賞したほうに収穫と感動の多い訪問でした。
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