東武博物館が2009年6月まで休館
東武電車の歴史といまがわかる東武博物館が来年(2009年)7月のリニューアルオープンを目指して、この28日で休館となりました。交通博物館が閉館するときとは違ってほとんど話題になりませんでしたが、最終日に訪問してきました。
入口は伊勢崎線東向島駅の下にあります(東京メトロの地下鉄博物館に似ています)。この日は特別に無料開放ということで混んでいるのではないか危惧しましたが、そうでもなくのんびりと見学できました。入り口付近には自転車がたくさん止まっていたので、近所の方のお名残り見学が多かったかもしれません。

エントランスです。入るとすぐにモハ5型電車と5号機関車が迎えてくれます。

木造、ダブルルーフの車両を見るのは、久しぶりです。車内もきれいで気持ちがいいですね。なんとなくニスの匂いがするような気がします。戦前の東武型のルーツですね。

おとなりの5号機関車は、明治31(1898)年生まれのいわゆるピーコックというやつですね。昭和40(1965)年まで活躍していたので、北千住界隈で走っていた姿をうっすらと憶えています。いかにも英国生まれという品の良さを感じます。
奥には電気機関車やバス、ロープウェイの搬器(ゴンドラ)、さらには台車や軌条自転車、運転シミュレーターなど盛りだくさんの展示です。

もちろん模型もあります。これは私の好きだった1700系とモハ3210型(手前の小さいほう)です。信号システムの紹介などもあります。

奥には大パノラマ。東武の電車ばかりなのは当然ですが、かなりの大きさで楽しめました。上から見下ろせるのもいいところです。

ゆっくりと見学したあとに外の展示も見てみます。まずは建物のすぐ横に展示されているDRC(デラックスロマンスカー1720系)と日光軌道線の連接車。どちらも館内から車内にも入れます。上は東向島駅のホームですね。

さらに近くの水戸街道を渡ったところにあるもう1両の蒸気機関車も見に行きました。
こちらは6号機関車で、館内の5号と同じピーコック社製です。伊勢崎線の高架の下になります。

ひととおり見てまわり感じたのは、一昨年惜しまれながら閉館してしまった交通博物館の雰囲気が色濃く残っていることでした。展示内容や屋外に車両が展示されていて普通の道から見えるのも同じです。ミュージアムショップも地味で、ショップというよりは売店という感じです。スタンプ帳とクリアファイルを購入しました(各100円)

2009年7月にリニューアルオープンする際にどこまで展示内容が変わるのかはわかりませんが、この素朴な感じは残っていてほしいと個人的には思いました。
デジタルよりもアナログのほうが、鉄道らしいかなぁと思ったりします。
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