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2008/02/03

サブマリン707と青の6号

小さなころに読んだマンガが妙に記憶に残っていることがあります。サブマリン707青の6号はそんなマンガのひとつです。どちらも潜水艦が活躍するストーリーですが、1965年(昭和40年)前後に週刊少年サンデーに連載されているので、いまから40年も前に読んだことになります。
内容とともにキャラクターのプラモデルを買ってもらい、お風呂でもぐらせて遊んだ記憶もあります。黄色と赤が印象に残っているので、青の6号に搭載されたフリッパー号(小型潜航艇)だったのでしょう。
数年前に幡ヶ谷のいまはなくなってしまった古本屋さんで昭和40年代発行の単行本を購入。最近、改めて読み直しましたが、いくつか疑問が出てきました。
Imgp2008020401 Imgp2008020402
世界征服を目指すのに、なんで「敵」は潜水艦主体なんだろう、とか海の平和を守る「青」という組織も、むしろ水上艦艇を中心にしたほうが有効なんじゃないだろうかなど... 潜水艦というのは、普通の船に比べて構造的にも複雑でそれほど強力な戦力でもないと思うのですが。現在の核兵器を搭載した原子力潜水艦ならともかく、青の6号は核兵器は積んでいないようです。
昭和40年代というと、第2次大戦からまだ20年あまり。戦争の記憶も生々しく、ドイツのUボートの活躍などがリアルな思い出となっていたせいかもしれません。
また、時代の変化を感じるのは登場人物です。いまでは使用できないいわゆる「差別語」を頻繁に口にします。タバコやパイプをくわえるシーンも多くて、大人の男はタバコを吸うのが確かに当たり前の時代でした。

Webを調べてみると作者の小澤さとるさんが元気で活躍されているということがわかりました。また、ファンサイトもありました。根強い人気があるんですね。
(参考にさせていただきました。ありがとうございます)

私の持っている「青の6号」第1巻の袖には作者の言葉が載っています。未来の海底での自由な潜水艦の世界を描こうとしたがという文章のあとに続いて、
「読者の要望がかつてのUボートあるいは伊号などという戦時中の花形をとおしてイメージアップされているので、707号同様これも目的からややはずれ、未来にとびこめきれなかったことは作者として残念におもわれてなりません。」
前書きにもあたるところに作者として成功作でないことを書いてしまう作者の正直さと、それを許す出版社の営業部のおおらかさにも、いまから見ればずいぶんとのんびりした昭和の時代を感じます。

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