福島交通飯坂線を訪問
お盆休みを利用して、いいでんを訪問しました。といってもE電(死語?)ではなく、福島交通飯坂線です。夏のうちに地方私鉄を訪問したいと思ったのですが、たまたま青春18切符のバラが1枚手に入り普通列車で行けそうなところということでいいでんにしました。
ちなみに飯坂線のことを地元の高校生などはいいでんと言うらしいです。
早めの東北本線に乗って宇都宮、黒磯と乗り継いで行きましたが、車内は18切符利用者らしき集団&個人が多く思いのほか混雑しています。その風景を見ていたら、20年以上前の「チャレンジ20,000キロ」が流行った頃を思い出しました。
(あの頃は北海道などでローカル線に乗っていると、長髪でジーンズ履いて銀箱(カメラバッグ)を持った学生風にに「チャレンジですか~?」とよく声をかけられたものです。)
途中、郡山で途中下車したりしつつ福島に着いたのは13時過ぎ。早速、福島交通のホームに回ります。福島交通と阿武隈急行線はひとつのホームの片方ずつを使用しています。右側に元東急7000系の電車が止まっていました。
全線単線、約25分で終点飯坂温泉に着きます。車両のバラエティもとくになく面白みのない線といえばその通りですが、地方私鉄としてはよくがんばっていますし、いまのところは廃止の噂もないようです。
飯坂温泉駅は降車ホームと乗車ホームが分かれた本格的なターミナル風で、車社会が進行する前の繁栄が偲ばれます。右上の写真は桜水~平野間で、こんな感じで道路と並行している区間が長く続いています。
帰りは車庫のある桜水駅で降りて、留置されている車両を観察しました。
平日の昼間なのでたくさん止まっていましたが、すべて元東急の7000系です。屋根上のベンチレータの「窓」が開いているのが非冷房車、閉まっているのが冷房車のようです。
左の2本の車両の側面にシールが見えますが、福島が源義経の家臣・佐藤継信・忠信兄弟ゆかりの地ということ義経と静御前のシールなどが貼られていました。左にちょっと写っている赤い廃車体は、倉庫になっているサハ3017ということです。
今回はあまりの暑さで飯坂温泉の共同浴場はおろか、飯坂線屈指の撮影ポイント松川の鉄橋にも寄りませんでした。涼しくなってから温泉と絡めて訪問するのがお勧めです。
これからも数少ない東北地方の「純粋な」私鉄として、がんばってほしいところです。
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