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2007/06/24

聖橋から中央線を望む

御茶ノ水にある会社を訪ねた帰りに湯島聖堂に寄りました。というか聖堂の敷地がその会社から駅までの近道になっているのですが。
湯島聖堂は江戸時代に昌平坂学問所のあった場所として知られていますが、もともとは孔子様を祀っている孔子廟なので大きな像が立っています。これはなかなか立派で、なおかつ迫力があります。
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間近で見ると睨まれているような気がしてきますが、学問の世界から遠く離れ最近は勉強をろくにしない人間になってしまっているからそう感じるのでしょうか...
御茶ノ水周辺は東京大学をはじめ学校の多いところですが、湯島聖堂と道を挟んだ反対側の東京医科歯科大学も歴史のある医科系大学です。その新しい校舎の壁面にはレリーフが飾られています。
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非常に立派なものですが、調べてみたところいちばん左は、ギリシャ時代から続く医師の倫理宣言と言える「ヒポクラテスの誓い」、中央はラファエロの「アテネの学堂」、右は1846年にマサチューセッツ総合病院で行われたエーテルを用いた世界初の麻酔の公開実験を描いたものということで、学問への敬意と医学の歴史にかかわるもののようです。
東西の偉大な先達の姿と梅雨の合間の暑さにクラクラとしながら聖橋を渡ると、川面から一瞬涼しげな風が吹き抜けます。下のほうを見ると緑のまぶしいお堀端を中央線の電車が行き交います。
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次の待ち合わせの時間を気にしつつ2本ほどやり過ごし、橋の上で待つこと10分。少しずつ姿を消しつつある201系がやってきました。緑豊かなこの季節は、オレンジ色1色の車体がいつも以上にこの風景に似合うようです。東京のランドスケープ(景観)のもっとも良質なものが、御茶ノ水界隈にあるとあらためて感じました。
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