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2006/08/19

北王子貨物線を訪ねる

夏休みの1日、近くにもかかわらず行けそうで行っていなかったところに行こうと思い、北王子貨物線を訪れました。東北線の王子と東十条の間から分岐して北王子までのわずかな区間ですが、れっきとしたJR貨物の路線です。北王子支線へは王子駅、または東十条駅から歩きますが、線路脇にはフェンスがあるので撮影には苦労します。
田端操車場を12時45分に出た入15レがコンテナを連ねながらやってきました。機関車はDE11です。貨物時刻表によると最高速度は25キロということになっていますが、約4キロの道のりを15分くらいかけてきます。
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遠くに見えるのは東北新幹線の高架橋です。
北王子駅に着くとすぐさま機関車は離れ、10分後には空のコンテナをひいて田端操へ帰ります。DE11が帰った後は日通のスイッチャーが動き回っていました。日本車輌製ですが、製造年は読み取れませんでした
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さて、返しのコンテナ車が止まっているときにはよく見えなかったのですが、構内には3両のかわいい入換機関車が止まっています。右端の白い車両は今でも現役のようでしたが、他の2両は使われていないようです。
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右端の車両は北陸重機製のようです。まんなかは日本車輌製ですが、2軸DB252というプレートがついています。左端は協三工業製のようですが、こちらは3軸のロッド式です。20年以上前までの国鉄時代の幹線の駅には、貨物扱いのためにこんな感じの機関車がよくいましたが、最近では貴重な存在になりつつありますね。
次に田端操からやってくる列車入17レは2時間後ですが、貨物列車らしく撮りたいということで王子駅のホームで待つことにしました。京浜東北線と被るのではないかと心配しましましたが、このときは大丈夫でした。
さすがに王子駅辺りではそれなりのスピードで走り抜けていきます。
北王子駅には紙のトップメーカー日本製紙の倉庫があって、石巻工場で作られた「紙」はここで下ろされ、さらにトラックで運ばれていきます。当分は1日4往復といういまの状態が続くと思いますが、油断していると入換機関車などはどんどん変化していくかもしれません。
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「2006年版貨物時刻表」によると田端操発が7時45分、9時45分、12時45分、14時45分で15分かけて北王子駅に到着。10分後に空の貨車をひいて北王子駅を出発し、田端操に帰るというダイヤになっています。

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コメント

王子に住んでいたころ、この線路、何だろうといつも思っていました。貨物列車が走っているところを見たことがなかったので・・・。こういう風に使われていたんですね。

先日、写真届きました!ありがとうございます。

megさん、こんにちは。確かに昼間、会社に行っていると貨物列車が走っている姿を見るチャンスがないから、何のための線路かわからないかもしれませんね。
昔は豊島5丁目団地の方にも線路が延びていて、かわいい凸型の電気機関車が走っていたそうですよ。

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