19世紀から20世紀、21世紀の鉄道を乗り継ぐ その4(終わり)
キハ350形は冷房化や機関更新されているとはいえ、さすがに旧国鉄以来の車両なのでJNRマーク付きの扇風機の並んだ天井やロングシートの感触が時代を感じさせます。トイレを撤去した跡もはっきりと残っていました。水海道と小絹駅の間にある車両基地を窓越しに撮影してみましたが、貫通路の窓に営業休止と貼り紙をしたキハ300、350形も見られて、少しずつ活躍の場が狭まっているようです。
水海道を出たときはまばらだった車内も、守谷を過ぎるころには座席もあらかた埋まり、単調なエンジン音とあいまって眠気を誘います...
小絹駅を発車する
コンパクトデジカメの動画なので、あまりきれいではありませんが、非電化複線の常総線の雰囲気は少し感じていただけるかと...
取手に着いたあとは、ビールを求めて都心に向かうだけですが同行者の情報により我孫子で降りて、183系の団体列車を狙いました。潮来観光から大宮に戻る列車だったような。
お気軽な気持ちでスタートしましたが、最後も国鉄型の車両で締めくくり、19世紀的路面電車から21世紀型のTX、そして20世紀の記憶を呼び起こしてくれる常総線と乗り継ぐことができて、充実した1日でした。 <終り>
この記事から、KRの気まぐれ日記さんの以前はどこにでもあったものに再会にトラックバックを送っています。
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コメント
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都電からTX、関鉄とは、盛り沢山の楽しそうな鉄旅ですね。ピカピカな銀色屋根のキハ35、動画からも元気な姿であることがわかりました。いつまでも現役で活躍してほしいものです。
投稿: 栃木路快速 | 2006/06/19 00:58
栃木路快速さん、コメントありがとうございます。無計画でしたが、いろいろな車両を見ることができて面白い1日でした。関東鉄道や鹿島鉄道など非電化の私鉄は、味がありますね。キハ35にも、もうしばらくがんばってほしいと私も思います。
投稿: 鉄と馬 | 2006/06/20 23:15