渋谷の地下を走る怪しい台車
渋谷ではいま地下鉄13号線のための工事が進んでいます。プラネタリウムがあった東急文化会館も更地になってしまいました。東横線のガードはまだこれといった変化はありませんが、あと6年もたつと地下鉄との直通が始まりいまの風景も過去のものとなってしまいます。ところで渋谷を出た東横線のガード下は東急デパートの搬入口と荷捌き場なっていますが、そこになかなか楽しい「台車」運搬器(?)があります。
写真のとおり荷物を運ぶ台車を自動的に動かす装置です。構造は簡単なようで台車の「ブレーキ棒(?)」を溝のなかのベルトに差し込み、動かしています。ゼンマイなどで機関車や車がコースを走るおもちゃや昔、流行したレーシングカーコースに似ていますね。
搬入口から東急デパートの地下まで道路(国道246号線)の下をくぐって、ぐるっと1周するように作られていて、驚いたことに全長600メートルくらいあるということでした。「台車」といっても鉄道とは縁遠いものですが人間味のある道具という感じがいい雰囲気です。なお見学するときは、搬入口近くなので車には十分してください。搬入扉が開いていれば、近づかなくても見ることができます。
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