馬込の踏切とE5001
みどりの日は、夏のような天気でした。少しばかり歩いてみたくなり西馬込の都営浅草線の踏切を見に行ってきました。地下鉄に踏切というと銀座線の上野の車庫に入るところが有名ですが、こちらもその筋ではそこそこ知られています。上野と同じように車庫というか修理工場に入るための引込線上に踏切がありますが、工場自体が2004年5月末に閉鎖されたしまったためもはや「幻の踏切」と言えるかもしれません。
地下から出てきたレールは赤錆びてしまっていて、枕木の間からたんぽぽの綿毛がたくさん顔をのぞかしていました。地方のローカル私鉄のような感じで、昭和40年ごろにタイムスリップしたようです。昨年まで月に数回とはいえ、ここを5300系のような新しい車両が走っていたと思うと不思議な感じがします。実際に走っているところを一度見たかった...
帰りに駅の南側にある車両基地に行ったところ、大江戸線牽引用のE5001+E5002が止まっていました。はじめて実物を見ましたが、小ぶりな上に目立つ色合いのせいか、なにか模型機関車のような気がしました。これが実際に12-000形を引いて西馬込の車両基地にやってくるところを撮ってみたいなと思いますが、いつ来るのかどこで調べればいいものやら...、見当がつきません!
ところで車両基地の引上線の終端部は三つの架道橋を越えて、デニーズの入口にぶつかるところで終わっています。この先に進もうとして、断ち切られたという風に私には見えてしまうのですが... なんだかシュールな感じです。
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