菊名駅の橋台跡
仕事の関係で横浜線の菊名駅をよく利用します。東急を乗り越えた築堤上にホームがあるので、いまの季節は冬の寒風が身に沁みます。ここのホーム脇には昔の待避線のあとでしょうか、橋台の跡が残っています。見慣れた風景ですが、こうした一般的には無価値のものはいつのまにか消滅してまうので1枚撮影しておくことにしました。
横浜線は明治時代から生糸などの輸出品を横浜の港まで輸送するという重要な路線でしたし、大正時代には線路の広軌化の実験線となるなど、ある意味「名門」路線だったんですね。赤字が騒がれた国鉄時代末期でも、長く営業収支が黒字だった記憶があります。
この橋台上の線路にも、荷物を満載した貨物列車が休んでいたりしたのでしょうか。それとも東急と線路がつながっていた時代(昭和43年くらいまでか...)には、こちら側が本線だったのかもしれません。
しかし、菊名に快速が止まらないのは不便です。湘南新宿ラインvs.東横特急もあるので、なかなか仲良くというわけにはいかないのでしょうけれど...
« 「ガイアの夜明け」 揺れる地方競馬を見て | トップページ | 学芸大学前の中華屋さん »
「鉄道」カテゴリの記事
- ひさしぶりの投稿(2020.07.31)
- ホリデー快速富士山3号を撮る(2013.09.08)
- 新宿駅でムーンライトえちご(2013.08.10)
- 東武スカイツリートレインを撮影(2012.11.18)
- だんだん消えていくんでしょうね、EF64と211系(2012.11.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント